「マニラはスラムがあって治安が…

「マニラはスラムがあって治安が悪いので留学しないほうが良い」　いやいや、スラムに学校を作るアホ経営者はいません。笑

【解説】　フィリピンへの留学で多くの人が心配するのが治安です。フィリピンは発展途上国で治安が悪いから留学するのは危険ではないかと想像します。その中でも特に危険視されるがフィリピンの首都であるマニラです。

マニラは途上国の首都だから地方からの出稼ぎなどが多い。格差が広がり貧困が生まれる。その象徴がスラムである。スラムがあるから治安が悪いので、マニラに留学するのは止めたほうが良い。そんな風に考える人が少なからずいます。

ですがこれはまったくの誤解です。まず、スラムがあるのはマニラに限ったことではありません。日本人の間では比較的安全で良いイメージが持たれているセブにも実はスラムはあります。ではセブに留学すると危険なのかというと、決してそうではありません。

なぜならば、スラムに英語学校はないからです。スラムの中に英語学校があって、その学校に留学するというならば、それは確かに危険でしょう。ですが、フィリピンの学校でスラムの中に校舎がある学校は1校もありません。なぜならば、学校の経営者だって危険なところで暮らしたくないからです。

学校の経営者にとって安全であることは非常に重要です。留学生の身に何かがあれば学校としての責任問題につながりかねません。また、安全な場所でないと教師やスタッフが集まりません。そして何よりも、経営者も自分の身の安全が第一だからです。

ですので、マニラであろうとセブであろうとスラムには学校はありません。スラムの中どころかスラムの近くにすらありません。どの学校経営者も安全な場所を選んで学校を作っています。